この記事では、車を安く買うための値引き交渉のコツを解説します。
目次
新車の値引き交渉の3つのコツ
新車の購入時には値引き交渉がつきものです。ディーラーや営業マンとトラブルにならず、上手に値引き交渉をしていきましょう。値引き交渉のコツは下記の3つです。
コツ1 10%値引きを狙うのなら交渉は15%ぐらいから行う
そもそも、新車には概ね10%前後の値引き幅が設定されているケースが多く、その範囲であれば値引きに応じてくれる可能性が高くなります。
とはいえ、交渉には駆け引きが入るものです。10%の値引きを要求して、そのままスンナリと10%引きになるとは限りません。10%の値引きを勝ち取ろうと思えば、15%くらいのところから交渉を開始するとよいでしょう。
注意すべきは、駆け引きがあるからといっても、大幅な値引き要求は逆効果になる点です。20%以上の値引きを要求すると、購入の本気度や予算不足を疑われる可能性があり、商談するだけ時間の無駄だと思われてしまうおそれがあります。
コツ2 3月と9月の決算期前を狙う
大幅な値引きを狙いたい場合は、3月と9月の決算期前など大幅値引きセールが行われる時期に購入するとよいでしょう。
最もベストな時期は2月~3月です。この時期はディーラーが1台でも多く売りたいと思っています。車両本体価格だけでなく、オプションや諸費用など、お得になる可能性が高い時期です。
また、多くの会社でボーナスが支給される7月と12月も新車の売れやすい時期です。このボーナス支給のタイミングでも値引き幅がやや大きくなるので、狙い目となります。
コツ3 「この金額だったら今日サインする」と伝える
営業マンとしては、このくらいなら値引きしても構わないが、それで本当に買ってくれるのだろうかといった状況では、思い切った金額の提示がしにくいものです。そこで、この金額にしてくれるなら今日サインするといった交渉の仕方が決め手となります。
はっきりとゴールが見えない状態では売る側も買う側も落とし所が見えず、話し合いが平行線になってしまいます。しっかりと具体的な金額を提示して交渉の終着点を決めた方が話が早いです。
中古車でも値引き交渉は可能なのか?
中古車でも値引き交渉自体は可能です。ただし、新車のように10%前後の値引き幅が設定されているわけではありません。中古車の販売価格は各業者が買取価格や経費、利益を考慮して独自に設定しているため、まさにケースバイケースとなります。
一般的に小規模な中古車販売店では、1台販売することで得られる利益が店全体の利益に占める割合が大きくなるため、大幅な値引きは見込めません。値引き自体に応じない店もあるくらいです。
とはいえ、中古車にも値引きしてでも売りたい時期があります。また、中古車だからこそ在庫のまま置いておきたくないという事情もあるため、新車の交渉と同じく「この金額だったら、今日サインする」といったトークが有効です。
注意点 営業マンが仕掛ける下取りと値引きの罠
車を買い替える際に、今乗っている車を下取りに出すケースは多いでしょう。新しい車を購入するディーラーに下取りしてもらうことで、不要となる車の売却先を探す手間が省け、支払う金額が少なくなるメリットがあります。そのため、特に疑問を感じずに下取りを選ぶユーザーも少なくないようです。
しかし、下取りに出す場合は損をしていないか注意する必要があります。ディーラーの営業マンは下取りと値引きを合わせることで、お得感を出そうと罠を仕掛けてくることがあるためです。
例えば、下取り額の相場が50万円だったとすると、40万円での下取りを提示しておき、値引き交渉で10万円余分に引くといったテクニックが用いられます。実際には下取り額が相場と同じになっただけで、少しもお得にはなっていないのです。
こうしたテクニックが通用する要因として、ユーザー側が値引き交渉に気を取られてしまい、下取り額が妥当かどうかの判断を疎かにしてしまう背景があるといえるでしょう。
車一括査定サイトを利用しないと損する理由
金額に問題がなければ下取りでも構わないのではないかと感じるかもしれません。しかし、車の買い替えでは下取りではなく車一括査定サイトを利用する方が賢明です。その最大の理由は、ディーラー下取りには競合がなく、価格競争が起きない点にあります。
提示された下取り金額が高いと思っても、他にもっと高く買ってくれる業者があるかもしれないのです。車一括査定サイトを利用すれば、複数の車買取業者の間で価格競争が巻き起こります。そのため、下取りに出すよりも高額になる可能性が大きいのです。
仮に下取りの話をするとしても、車一括査定サイトを利用して買取価格の相場を知っておけば、損のない交渉ができます。
車一括査定サイト | 複数の車買取業者が競い合うため、より高い査定額が期待できる⇒最も査定額が高い車買取業者に売却する⇒その売却代金を新車の購入代金に充てる 【結論】ディーラー下取りよりもお得になる可能性が高いです。相場を知るためにも事前に車一括査定サイトを利用しましょう。 |
---|---|
ディーラー下取り | ディーラー下取りには競合がない⇒競争がないため査定額が安くなりやすい⇒結果的に損する可能性が高い 【注意点】ディーラー下取りの目的はあくまで新車の販売促進です。車の査定はディーラーの本業ではないため、得意ではありません。 |
愛車の相場を無料で調べる方法
まずは所有する車の価値を知るために相場を調べましょう。その相場を知るために、MOTAやズバット車買取比較などの車一括査定サイトを利用するのがオススメです。
大手のよく知られた企業が提供しているサイトですから、初めて利用する方でも安心して使えます。しかも全部無料で利用できるから費用の心配もいりません。
そして、その無料査定で判明した相場を知ってから、売るか売らないかの判断を行えば良いです。無料査定を行ったからと言って、無理して売却する必要はまったくありません。
業者名 | 特徴 | おすすめ度 | サービス名 | 利用料金 |
---|---|---|---|---|
やりとりは高額査定の3社(最大)だけ | ★★★★★ | MOTA(モータ) | 無料 | |
すぐに査定額(概算)がわかる | ★★★★★ | ウェブクルー | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | 廃車ツヨシ! | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | カーネクスト | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | セルトレ | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | ユーカーパック | 無料 | |
しつこい営業電話なし(オークションの場合) | ★★★★☆ | カーセンサー(リクルート) | 無料 |
愛車を査定してもらう方法は2つある
- 一括査定を利用せずに買取業者に依頼する場合
- 車一括査定サイトを利用する場合
2つの詳細についてそれぞれ確認していきましょう。
方法1 一括査定を利用せずに買取業者に依頼する場合
車を売る時に、一括査定を使わないケースでは、自力で優良の業者を見つけなければなりません。
申込方法は統一されておらず、依頼する会社に毎回申込みに郵送や電話など、1社ずつ査定を依頼する必要があります。それはすごく大変な労力のかかることです。
しかも、業者間の比較がすぐできず、こちらから問い合わせることによって無知なところを悪徳業者に電話で丸め込まれて買い叩きにあう危険もあるので注意しましょう。
方法2 車査定サイトを利用する場合
車査定サイトを使えば、申込みとやり取りがすごく簡単です。個別に問い合わせが必要ない上に、フォームも統一されていて、入力情報をまとめられます。
一括申し込みの作業は5分もかかりません。早ければ1分ほどで完了です。申し込みが1回で済むので時間が節約できて、そのうえ同じ条件で車の査定額を比較できます。
特に、一括査定では複数の業者間で価格競争が起こり競争原理が働くため、査定額が高騰しやすくなります。以上を踏まえると、車査定サイトを使うのが断然おすすめです。
大量の営業電話に悩殺されない車査定サイトを利用しよう!
車一括査定サイトの利用には注意点があります。それは車一括査定サイトによっては「大量の営業電話がかかっている」という点です。
通常、それらの電話を1件ずつ時間をかけて交渉し、1番高い査定額で買い取ってくれる業者を根気よく探していきます。大量の営業電話は必ずしもデメリットになるわけではなく、上手く活用すれば相場よりも高く売れるチャンスになるのです。
しかし、何件もかかってくる買取業者からの電話を面倒に感じる方は少なくないはずです。
そんな時は、下記の3つの車査定サイト(MOTA、ズバット車買取比較、セルトレ)を利用しましょう。面倒なやりとりを減らしつつ、高額査定が期待できます。
MOTA(モータ) <やりとりは高額査定の3社(最大)だけ>
一般的な車一括査定サービスでは10~20社の買取店から一斉に電話がかかってきて、大量の営業電話に悩殺されてしまいます。しかし、MOTA(モータ)では査定額の高い最大3社とやりとりするだけです。
逆に査定が1社だけだと、その査定額が適正価格なのか判断が難しいです。その点、MOTAでは複数社から査定額が提示されます。つまり、MOTAなら適正価格を知りつつ、高額査定が期待できるというわけです。
MOTAは車一括査定サイトにありがちな「大量の営業電話に悩殺される」というデメリットをなくしながら、車一括査定サイトの「複数の買取業者が競い合うため高額査定が期待できる」というメリットを生かした他にはない車査定サービスになります。
ズバット車買取比較 <査定依頼先を選択できる>
ズバット車買取比較は累計利用者数が250万人を突破した人気の車一括査定サイトです。他の車一括査定サイトにはない特徴として査定依頼先を自分で選択できるという機能が挙げられます。
最初の「車の情報・お客様の情報入力」が完了すると、次の「確認」画面に遷移します。
この「確認」画面で、「一括査定を依頼する」ボタンを一旦無視して、画面を下にスクロールしていくと、「査定依頼先の選択」の項目が表示されます。
初期値では全ての車買取業者にチェックが入っているのですが、このチェックは手動で外すことができます。上記の例では2つの車買取業者のみにチェックを入れて、査定依頼先を絞り込んでいます。
最低2つにチェックを入れておけば、「複数社の査定額を比較できる」「提示された査定額が安いのか高いのかが判断できる」「競争原理によって査定額が高くなる」「しつこい営業電話を回避できる」の4つのメリットが得られます。
ズバット車買取比較はしつこい営業電話を避けつつ、最高額での売却を目指したい人にはピッタリな車一括査定サイトです。
セルトレ <しつこい営業電話なし>
セルトレは査定から契約まで来店が一切不要で、基本的には電話も一本です。
そして、近年は円安が進行しているので、日本国内よりも海外ルートの方が高額査定が期待できます。
セルトレは下記の図のように査定依頼があった車両の状態を元に独自のシステムで判別します。国内小売向け・海外輸出向け・廃車の自動判定を行って、最高額がつく業者を自動選定してもらえます。
【一般的な車一括査定サービス】
【セルトレの車一括査定サービス】
(出典)https://zigexn.co.jp/10601/
日本国内では価値のない車でも海外では高値で売却できるケースは多くあり、セルトレなら機会損失のリスクがありません。
また、セルトレは廃車にも対応していて、事故車、水没車、走行距離10万km以上などボロボロの車でも高く売れます。
愛車を「最高額」で売るためにやるべき事とは?
まず、愛車の最高の査定額を引き出すためにズバット車買取比較を利用するのがオススメです。
ズバット車買取比較は全国200社以上から最大10社(※手動で査定依頼先を絞り込むことも可能)に一括で査定を依頼できます。数多くの車買取業者が競い合うため、一気に最高の査定額を引き出せます。
そして、ズバット車買取比較には「愛車の査定相場がすぐわかる」超便利なサービスがあります。
車種・年式・走行距離などをフォームに入れていくと、スグその場で査定相場(最安値~最高値)と6ヵ月後の相場予想が下記のようにWEB画面上に表示されます。
事前に査定相場(最安値~最高値)を把握しておけば、車買取業者に安く買い叩かれることもなくなるので、安心です。そして、6ヵ月後の相場予想を確認すれば、最高額で売れる時期も予測できます。
事故車・水没車・10万km以上の車を高く売る裏ワザ
廃車ツヨシは過走行車(10万km以上)・故障車・不動車・事故車に特化した車査定サイトです。どんな車でも0円以上の買取保証がついているので、安心して利用できます。
全国どこでも引取りOKで、廃車手続きの手数料も無料です。
廃車ツヨシ! | ディーラーや中古車販売業者 | |
---|---|---|
引取り手数料 | 0円 | 1~2万円 |
レッカー代 | 0円 | 2~3万円 |
手続き代行費用 | 0円 | 約1万円 |
合計 | 無料0円 | 4~6万円 |
ディーラーや中古車販売業者に廃車を依頼すると、通常は4~6万円がかかります。廃車ツヨシ!だったら上記の表の通り、完全無料で対応してもえます。
廃車ツヨシの買取価格が他店よりも圧倒的に高い理由は下記の2つです。
- 店舗を持たず全国の提携業者と連携して徹底的なコストカットを行っているため
- 車のパーツを資源として活用するノウハウを持っているため
⇒廃車ツヨシはその浮いたお金を車両買取価格に上乗せしているのです
車査定サイト人気ランキング【TOP7】
誤解している人も多いのですが、査定してもらったからといって必ずしも売却する必要はありません。納得できる高額査定が出た場合のみ売却も検討しましょう。
第1位 MOTA(モータ) <やりとりは高額査定の3社(最大)だけ>
やりとりは高額査定の3社(最大)だけ!最大20社が競い合うので、自動的に査定額が高くなります。
\特徴/
- 大量の営業電話に悩まされず、やりとりは高額査定の最大3社だけ!
- 最大20社が競い合って査定するため、査定額が自動的に高くなる
- 高額査定を得るために頑張る必要がなく、手間がかからない
\こんな人におすすめ/
- 面倒な電話対応は減らしたいが、高額査定を希望する人
- MOTA以外の他の車一括査定サービスの電話対応等でうんざりした経験がある人
- 労力をかけずに査定額を知りたい人(フォーム入力45秒で完了)
第2位 ズバット車買取比較
32秒のカンタン入力直後に、愛車の査定相場(最安値~最高値)と6ヵ月後の相場予想がWEB画面上に表示されます。全国200社以上から最大10社に一括査定を依頼できて、一気に最高の査定額を引き出せます。
\特徴/
- 32秒のカンタン入力で愛車の査定相場(最安値~最高値)がわかる
- 全国200社以上から最大10社が競い合い、最高の査定額を引き出せる
- 6ヵ月後の相場予想を確認して、最高額で売れる時期も把握できる
\こんな人におすすめ/
- 売るかどうか迷っていて、とりあえず査定相場の動向を知りたい人
- 最高額で愛車を売って、できるだけ多くの売却代金を得たい人
- 利用者数が多く安心できるサイトを利用したい人(※累計利用者数250万人以上)
第3位 廃車ツヨシ! <しつこい営業電話なし>
事故車や水没車、動かない車もおまかせです。お店にも行かなくていいので時間も節約できます。
\特徴/
- どんな車(故障車・事故車・動かない車)でも0円以上で買取保証!
- 全国どこでも車の出張引取りを無料で行ってもらえる
- しつこい営業電話なし!来店不要で1社のみに親切に対応してもらえる
\こんな人におすすめ/
- 故障車・事故車・水没車・動かない車でも高く売りたい人
- 来店は一切不要、手間なく簡単に安心して問い合わせから売却までしたい人
- 廃車手続きを無料で代行してもらいたい人(売却が初めての人)
第4位 カーネクスト <しつこい営業電話なし>
高年式車や過走行車、故障や事故で動かなくても買い取ってほしい。そんな買い取りを諦めていた人も依頼してみてください。
\特徴/
- どんな車でも0円以上での買取保証
- 日本全国どこでも無料で引き取り
- 自動車税の還付手続きも無料で代行
\こんな人におすすめ/
- 10年落ち・10万Km走行の車をお持ちで少しでも高く売りたい人
- 故障や事故で動かない車をお持ちで売却をあきらめていた人
- 自動車税の還付手続きや必要書類の記入など面倒な手続きを無料で代行してほしい人
第5位 セルトレ <しつこい営業電話なし>
セルトレは独自の海外輸出ルートと国内流通ルートを持っているため、状態の悪い車(事故車・水没車・動かない車)でも高額査定が期待できます。また、査定から契約まで来店は一切不要です。
\特徴/
- 独自の海外輸出・国内流通ルートを持っていて高額査定が期待できる
- 査定から契約まで来店は一切不要のオールインワン査定!
- 状態の悪い車(事故車・水没車・動かない車)でも売却OK
\こんな人におすすめ/
- 来店なしで手間なく簡単に査定してもらいたい人
- 事故車・水没車・動かない車でも高く売りたい人
- 事故車・水没車・動かない車でも高く売りたい人
第6位 ユーカーパック <しつこい営業電話なし>
オークションスタイルで納得いく値段がつくまで待てるのがよいところです。時間がかかってもいいって人は利用してみることをオススメします。
\特徴/
- 無駄な仲介なし、成約手数料なし、業者からの電話殺到なし
- 査定は1度だけ、ヤマダ電気グループや近くのガソリンスタンドで
- 出品して待つだけのオークション形式
\こんな人におすすめ/
- 売却までに労力を使いたくない人
- 納得のいく金額になるまでじっくり時間をかけられる人
- 売り切り価格を自分で決めたい人
第7位 カーセンサー <しつこい営業電話なし>
安心感のある企業リクルートが運営していて、説明や取引が丁寧で気持ちよく取引ができます。一括査定かオークションを自分で選択できます。
\特徴/
- 都合に合わせて一括査定かオークション形式か売り方を選べる
- オークションを選択した場合、複数業者からの大量電話なし
- 複数業者からの見積もりを比較できる
\こんな人におすすめ/
- メール指定可能なため隙間時間にメールでやり取りしたい人
- 相見積もりをとれるため複数業者から選びたい人
- 説明や取引がスムーズなため気持ちよく取引したい人
業者名 | 特徴 | おすすめ度 | サービス名 | 利用料金 |
---|---|---|---|---|
やりとりは高額査定の3社(最大)だけ | ★★★★★ | MOTA(モータ) | 無料 | |
すぐに査定額(概算)がわかる | ★★★★★ | ウェブクルー | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | 廃車ツヨシ! | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | カーネクスト | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | セルトレ | 無料 | |
しつこい営業電話なし | ★★★★☆ | ユーカーパック | 無料 | |
しつこい営業電話なし(オークションの場合) | ★★★★☆ | カーセンサー(リクルート) | 無料 |
※MOTA:高額査定の3社(最大)からのお電話は複数回線からのご連絡になる場合がございます。