

自主返納は警察署や運転免許センターでできます。詳しく解説していきますね。
この記事では、運転免許証の自主返納の手続き方法や、注意点を解説します。
運転免許証の自主返納の手続き方法(必要書類と手続き場所)
運転免許証の自主返納手続きは、警察署または運転免許センターでできます。手続きに必要なものは、運転免許証と印鑑のみです。本人ではなく、家族が代理で手続きする場合は委任状が必要なので忘れないように注意しましょう。
手続きに費用はかかりません。手続き場所で申請書を記入し、提出することで自主返納が完了します。
手続き場所 |
|
---|---|
必要書類 |
|
運転免許証を失くしてしまった人は、保険証や年金手帳などの身分証明書の提示が必要です。
免許証に代わる身分証明書「運転経歴証明書」
運転免許証を自主返納すると、身分を証明できる書類がなくなってしまいます。そこで、運転免許証の代わりになる身分証明書として、運転経歴証明書を発行してもらいます。運転経歴証明書には、顔写真や生年月日や住所などが記載されているため、運転免許証のように身分証明書として使用できます。
運転経歴証明書の手続き場所や手続きに必要なものは以下のとおりです。
手続き場所 |
|
---|---|
必要なもの |
|
運転免許証を自主返納する時の注意点
運転免許証を自主返納するときは、手続き場所まで自分で車を運転しないように注意しましょう。手続き後は車を運転できないため、帰れなくなります。家族に送迎してもらうか、公共交通機関を利用しましょう。
また、家族に車を譲る場合、自動車保険を家族に引き継げる可能性があります。等級も引き継げるため、解約してしまわないように注意しましょう。すぐに引き継がない場合も、中断証明書を発行しておけば10年間は等級を保存できます。
運転免許証の自主返納でよくある質問と回答
Q. 自主返納するメリットは?
運転免許証を自主返納すると、公共交通機関の割引や食材の宅配料無料など、返納後の生活をサポートする特典を受けられます。特典の内容は自治体によって異なるため、お住まいの地域の情報を確認しましょう。
Q. 自主返納するデメリットは?
自主返納すると車を運転できなくなるため、外出の機会が減ってしまいます。社会参加の機会が減ったり、買い物が面倒になったりする可能性があります。
Q.免許を返納すると二度と運転できなくなる?
自主返納したあとに、手続きを取り消して運転免許証を再発行してもらうことはできません。再び車を運転したい場合は、初めて免許を取得したときと同様に、学科試験や実技試験の受けて合格しなければなりません。
運転免許証を自主返納するにはどうすればいいのですか?