この記事では、自動車税をPayPayで納付する方法やメリット・デメリットを解説します。
目次
自動車税のPayPay納付とは?
自動車税は、毎年4月1日の時点で車を所有している人に対して納付義務が発生する税金です。5月上旬に車検証に記載されている住所に納付書が届くため、5月31日までに納付する必要があります。
自動車税は、キャッシュレス決済のPayPayで納付することも可能です。全国47都道府県がPayPayによる自動車税納付に対応しています。PayPayを利用すれば、コンビニや金融機関に行く必要がないため、どこからでも手軽に納付できます。
ただし、PayPayのシステムメンテナンス時は納付できないため、納付期限直前に焦らないように注意しましょう。
PayPay納付の方法
PayPayによる自動車税の納付は以下の手順で行います。
- 自動車税額以上の残高があることを確認する
- 残高が不足している場合はチャージする
- PayPayアプリのホーム画面の「スキャン」を選択する
- 納付書のバーコードをスキャンする
- 支払い金額を確認して支払う
PayPay納付のメリット
PayPay納付にはさまざまなメリットがあります。
いつでもどこでも納付できる
PayPayを利用して納付すれば、いつでもどこからでも自動車税を納付できます。コンビニや金融機関に行く必要がないので、忙しい人も気軽に納付でき、納付忘れを防げます。
決済手数料がかからない
コンビニや金融機関に行かずに自動車税を納付する方法として、クレジットカード払いがありますが、クレジットカード払いは決済手数料がかかります。PayPay納付であれば、決済手数料もかかりません。
PayPayステップの条件達成にカウントされる
PayPayには、1ヶ月の利用状況に応じて決済時に付与されるポイント率がアップするPayPayステップという仕組みがあります。PayPayステップでは、前月に200円以上の支払いを30回以上と、合計10万円の支払いの2つの条件を達成するとポイント付与率が0.5%アップします。
自動車税のPayPay納付は、このPayPayステップの条件達成のカウント対象であるため、ポイント付与率アップにもつながります。
PayPay納付のデメリット
PayPay納付はさまざまなメリットがあるものの、デメリットもあります。
納税証明書が発行されない
コンビニや金融機関で自動車税を納付するとその場で納税証明書が発行されますが、PayPay納付では、発行されません。納税証明書は車の売却時や車検時に提示を求められるケースがあるため、必要な場合はコンビニ払いなどを選択するか、自治体に問い合わせて発行を依頼しましょう。
納付後すぐに車検を受けられない
車検を受けるときには、自動車税の納税確認が行われますが、近年は納税確認が電子化されているため、納税証明書の提示が必要ありません。ただし、納付後に情報が反映されるまでに数日から3週間程度の期間を要するため、納付直後に車検を受けるときにシステムで納税確認できない可能性があります。車検時期が近い場合はコンビニや金融機関で納付しましょう。